2008-01-01から1年間の記事一覧
たしかめ合う、もの言わぬ温もり。 何も願わず、ただ手を合わせる祈りのように、 何も望まず、ただひとつになる。
未練に付き合ってしまうと心が彷徨い、 不安に付き合ってしまうと心が先走る。
人工甘味料のいちごジャム。 わかりきった嘘の味。 あなたを思い出したら 指をベタベタにして塗りたくなった。
唐突に、誰かとつながる瞬間。 それは唐突に、途切れてしまう関係。 喜びは一瞬で悲しみに。 悲しみは一瞬で思慕の予知夢。 唐突に、揺り動かされるネットワーク。
風のない、窓を濡らさない雨。 雨音の聞こえない部屋。 波立たせない、頬を濡らせない雨。 あなたに届かない部屋。
肝心なこと言いたくて言えなくて ただひたすらに余計なことばかりの、 おしゃべりな口下手。
痛みは皮膚を通して心に沁みて、 悦びは皮膚を通して身体に沁みる。
自浄の事情。 抗体の後退。 免疫の免役。 隊長の体調。 最低の最低。
この街の汚い空しか知らないけれど、 静かに降る冷たい雨も 欠けていく小さな月も あなたがこの街のどこかにいる限り、 すべてが美しく映ります。
空がクリアになれば星が見えるように、 心がクリアになればあなたが見えるだろうか。 そんなにも私の心は濁っているのだろうか。
今あなたがなぞっているのは身体じゃない。 虚しさ、やりきれなさで出来た、私という輪郭。
「殺したい」と思うことは自由です。 「死にたい」と思うことも自由です。 あくまでも「思う」だけが、自由です。
女は熟れた先の腐敗を恐れ、 男は枯れた先の風化を恐れた。 再び満ちた月を妬きながら。
今宵あらためて、深呼吸宣言をわが身に。そしてあなたにも。 http://shin-kokyu.jp/info/17_index.html
真っ暗で一歩先も自分のことも認識できない恐怖。 ますますヘラヘラと無意味に笑顔ふりまく。 いつだって元気。 虚しい防衛本能。
いいカラダだ。の同義語で、 いい女だ。とあなたに思われて 喜んでる私であればいいのに。
もはや、 口は開きっ放しの パンドラの箱は開けっ放しの はしたなさ。
素直でいることは怖いんだよ。 本気でいることは痛いんだよ。 裸になること以上に。 あなたの前で。
ひとの中で自分はどうなのか ではなくて、 自分の中で自分はどうなのか。
私がおしゃべりなのは 沈黙にあなたが気を使うだろうから。 私が黙るのは あなたが私をもう必要としていないから。
諦めるならひとのせいにしない。
ひとを好きでいることをやめない。
宇宙は、 形はあれど大きさはなく どこまでも拡大し続けている。 私たちもまた、 人という形はあれど 人としての大きさはなく、 可能性はどこまでも広げられる。
互いの肉体のどこへ挑めば 沸き出る心の芯に辿り着けるのか、 むさぼるように交じり合う。
素直に言えない言葉の中にある、いとおしさ。 それが感じられれば私は素直でいられます。
欠けた月があなたで満ちる。 出来ることなら自分の力で満ちたいと 常に思う無常の姿を 今だけあなたに預けさせて。
憂鬱な雨が心に重い。 雨上がりが心に優しい。 憂鬱な雨が濡らしたのに。
納得のいく最後の一筆は 他人にはわからない。 自分で描ききれ。
本気の言葉、真剣な言葉。 それらを軽視していると そのうち相手にされなくなる。 本気なところで。真剣な気持ちで。
一定の周期で「会いたい」と鳴り出す体内時計。 あなたしか消せないやっかいな時報。